各国のお国柄

ジョン先生「最近、若い人が献血をしません。彼らに献血するよう宣伝する

最も効果的な方法について考えて見て下さい。TV?新聞?ラジオ宣伝で

しょうか?」

韓国人キム「アンジェリーナ・ジョエリーにお願いしましょう。彼女は社会

貢献活動に熱心ですから」

ジョン先生「さすが芸能に強い韓国人だ。なるほど、彼女は知名度もあり

ますしな。じゃあ、リンダさん」

中国人リンダ「いいえ芸能人より政治家の方が力を持ってるね。

豪州のトニー・アボット首相に一役買ってもらったらいいよ」

ジョン先生「ずいぶん政治を信奉しているんですな!彼が一党独裁の

共産党党首であれば、もっとよかった訳だ」

中国人リンダ「そうであるよ」

ジャン先生「分かりました。じゃあ、スペイン人のマリアさんは?」

スペイン人マリア「新聞?・・・I do not know!?」

ジョン先生「いつも投げやりな回答を有難うございます。あなた、何も

考えない人でしょ?」

スペイン人マリア「I do not know!?」

ジョン先生「それではイスラエル人のシーラ」

イスラエル人シーラ「若い人がターゲットなんだから、政治家じゃダメよね。

新聞だって若者の活字離れが進んでいるんだからあり得ないでしょう。

メディアで最大効果を出すんだったら、TVに決まっているわ」

ジョン先生「おっしゃる通りですが、こんなところでよその国の主婦相手に

正論言っても嫌われるだけですよ。その点、日本人の忍さんはよく心得ています」

日本人忍「うーん」

ジョン先生「なにか言えるかな?」

日本人忍「Maybe TV」

ジョン先生「前振りも後付けの説明もなにもないけど、とにもかくにも答えは

TVという訳ですね」

イスラエル人シーラ「忍と話しても全然面白くないけど、人畜無害ということ

だけは確かね」

ジョン先生「だから、そのひと言が余計なんだ!幽霊よりも存在感がないから

といってバカにするものではありません。では最後にインド人のシータ

さん、締めをお願いします」

インド人シータ「若い人たちに宣伝するのであれば、TVも新聞もラジオ宣伝も

ぜーんぶいちどきにやりましょう。なぜだか分かりますか?その答えを今から

お教えしましょう。なぜなら全部重要だからです。若い人はTVが好き

ですが、新聞だって見るし、ラジオだって聞く」

ジョン先生「でも、それじゃお金がかかりますよね?」

インド人シータ「ノープロブレム!私は予算のことなんかDo not care!

だって元々予算のことなんか何も言ってなかったじゃない。それにお金より

人の命の方が絶対的に重要じゃないの?その点についてあなたが私に同意する

ことを、私は信じています。そうであれば、TVも新聞もラジオも全部やる

べきよ。それについて疑いはありません」

ジョン先生「いつものように大風呂敷のご意見有難うございました」