インドに住む(グルガオン)

物件を見て回った際に、家のオーナーから明日にでも入居でき

ると言われたが、結局3週間経って、ようやく新居に入居でき

た。これでも、無茶な改修、家電製品の取替えなどを依頼しな

かったせいか、早い入居だと言う。

集合マンションの11階の1104号室。そこには大きな住宅棟が

何棟も入っており、正面入口と各棟には常時警備員がいる。

ジムやプール、テニスコートもある。

私が借り上げた3LDKのリビングルームにはすでにソファー

とダイニングテーブルと液晶テレビ、冷蔵庫があり、キッチン

にはガス台と浄水器がある。

3つのベッドルームには、それぞれエアコンとキングサイズ

のベッドが入っているだけでなく、それぞれの部屋の中に洗面

所(洋式トイレ、シャワー)も付いている。一番奥のメイン・

ベッドルームには浴槽も。部屋に備え付けの家電製品は、

基本的に韓国のサムソンかLG製である。

このように書いていくと快適極まりないかと思うかも知れない

が、以下のような不便と常に隣り合わせであることにも注意されたい。

・風呂のお湯がでるのは5分程度

・ガスの火はちょろちょろ

・窓を開けると砂塵が飛びまくっており、ほとんど布団を干せない。

・突然停電になり、下降中のエレベーターが急停車しギョッとする。

・女性でプールに入っている人はいない

棟外は車の往来や野犬などの理由であまり歩けないので、どこ

かに行く場合は車(駐在人夫人であれば夫の社用車)を手配

する必要がある。

インドでは、楽しむことのできる人と、引きこもる人に二極化するものである。