インドで下痢した場合の対応

インドに行く日本人が恐れるのは下痢。

しかも、インドの下痢は日本で罹るような生易しいものではない。

1度食らったら、1週間止まらないことはざらである。

下痢による要因は様々であるが、私が下痢に襲われた多くの日本人(特に出張者)を分析すると、以下の要因が挙げられる。

・空港に着いた時からインドにビビり、気が弱くなっている。

・車から見る窓外の景色がエグイ。

・(腐った料理に当たるというよりも)香辛料が多い料理が多いため胃がやられる 

・気温の高さ、騒音、大気汚染などなど

要するに、様々な心理的、物理的な要因が複合しており、高級ホテルに宿泊する4泊5日の旅の者でも、下痢に罹るものは多い。

そこでアドバイス。インドで激しい下痢に襲われた場合、日本で売っている下痢止めはまったく効かないことをご認識あれ!

そのような場合、近くの薬局に行って、インドで下痢止めをお試しあれ!私は何度もこれに救われた。

しかし、非常に稀なケースでは、インドの下剤でもどうにもならない場合もあり。そのような場合は、大病院に行くべし。大都市には近代的な設備を持つ幾つも大きな病院があり、私の同僚は点滴を打って1泊の入院をするという類まれなる機会を得たのであった。

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インド人の若い男性から点滴と手厚い看護を受ける出張者。