【海外で働く!就活日記】最終面接突破

二次(最終)面接にいくと、会社のレセプションの前で棒のように突っ立って いるアジア人男性の後姿があった。 「ソファーにも座らず、無人のレセプションの前で、受付嬢がやってくるのを 直立不動で待ちわびているとは、きっと彼は日本人に違いない。だとし…

【海外で働く!就活日記】1次面接合格

一次面接に行くと、アジア人の顔をした面接官だった。 流暢な英語を話すことから、生まれ育ちがオーストラリアの移民二世であるに 違いなかったが、それでもパツ金でなくてホットするのは、日本人の性か。 その面接官は、私の履歴書を見ながら、過去の職歴や…

【海外で働く!就活日記】急展開を見せる

最終的に4ヶ月にわたって100社を超える企業に履歴書を送ったが、 これといった進展はなかった。世界的に知名度のある食品会社からは (1次面接前にふるいにかける電話がかかってきたが)運転中だったため すぐに折り返したものの、先方(オーストラリア…

インドでATMが故障した!

日曜日の夕方。スーパーで買い物をするため、市中のATMにバンキングカードを 入れて出金しようとすると、ガサガサと紙幣を数える音が一分以上も止まること なく、嫌な予感がした。 案の定、現金のみならず、バンキングカードがATMに吸い込まれたまま出て こ…

I WANT TO SPEAK ENGLISH レストランでの英会話

亀丸「だけど、金髪のおねえちゃんがウエイトレスだったりすると、レストラン で注文するのも意外と緊張するんだよ」 笑福天「いい年のオヤジが、高校生くらいのおねえちゃんの前で固まっていたり するもんね」 亀丸「おっ、ちょうどいいところに、日本人の…

オネショについて考える

私は中学卒業の直前まで毎日のようにオネショをしていた。 朝目覚めるとパンツがびしょぬれ! 小学三年生くらいになると、もう親の方も気を使ってしまって、 オネショの問題に触れることができなくなっていたのがせめての救いだった。 私は朝こっそりパンツ…

あるタイ人の性モラル

バンコクのジメジメとした暑さに耐えかねた私は、海を求めてリゾート地として 有名なパタヤにやって来た。バスで3時間の近場であるが、長いビーチが続いて おり、南国特有の開放感が漂っている。 私は繁華街から少し離れた場所にある閑静な通りの一角にある…

聖地エアーズロック

富士山に行ったことのある日本人が少ないように、エアーズロックに行ったこと のあるオーストラリア人にお目にかかることはほんとんどない。 「もう写真で知ってるよ。日帰りで行けるところじゃないし、2泊3日で行く だけで何百ドルもかかってしまうしね。…

I WANT TO SPEAK ENGLISH 「亀丸、上級クラスへの編入を許可される」

女教師「それにしても、日本人の女性は外人にもてるのね?」 エリカ「先生!わたしたちって、すぐにやらせちゃうし、本当にもてるんだよ~」 亀丸「日本にはこういうバカがいっぱいいるんですよ。私の知人J子は、昨日は アメリカ人、その前はジャマイカ人、…

現代の海外越境者たち(ヒッピー⇒バックパッカー⇒キャリアビルダーの時代)

グローバル化の時代と呼ばれて久しいが、国から国へ移動するクレオールな 越境者が身近に存在するようになってきた。 たとえば、私の身の周りでも・・・ 日本人A君、豪州駐在⇒日本で転職⇒米国へ駐在 仏国人B嬢、フランス勤務⇒豪州の会社に転職⇒パートナー…

ニューヨークのまっさん

大手日本企業の場合、現地法人のトップかNO2のポジションに日本人を 送り込むのが定石であるが、創業が古い年功序列型組織を抱えた企業の場合、 そのようなポジションにシニア(年配者)が当てられるのがほとんどだ。 ところが、定年が近い世代になればな…

「霊感ガール」発売ご案内

6月24日(水)より29日(月)午後5時まで5日間、 アマゾンにて力車進著「霊感ガール」を無料キャンペーン実施しています。 以下の15編からなる短編小説ですが、この機会に是非お読み頂ければ幸いです。 ・ピラミッド ・UFO ・島と幻 ・DEVIL ・サイ…

料理を繰り返し作る

「上達のためにはひとつのことを繰り返し行う」 この点でも料理は武士道に通じるものがあるのではないだろうか? ひとつの料理を繰り返し行うことで、味付けのコツを掴んだり、材料の アレンジを変えてみたり、料理本を見ないで作れるようになったり、 クッ…

英語のプレゼン力を強化する

あなたは英語のプレゼンテーションができるだろうか? グローバル時代を迎えた今、職場などで英語を使う機会は益々増える ことだろう。 しかし、英語のプレゼンは、多くの人にとってチャレンジングな試みに 違いない。場数を踏まぬうちは、人前でアカペラを…

Serviceという英単語から文化考察

豪州では、銀行やデパートの看板に「Service Time(営業時間)」と書かれている。 あるいは回送中のバスは「Not in service」。5分前に営業時間が終わった クリーニング屋に行っても、「We finished our service today」などと言って 平然としている。 これ…

香港の長い夜

香港。 そのネオンきらびやかな夜景は旅情を誘うが、ショッピングとグルメが 観光の目玉で、物価も高いため、バックパッカーがあまり寄り付かない場所 である。 多くのバックパッカーは香港に立ち寄ったとしても、そこで金をすり減らす ことを敬遠し、すぐに…

【海外で働く!就活日記】就職はご縁か?

3ヶ月の間に履歴書を70社に送ったものの、進展はなかった。 その間、ローカル企業、日系企業を問わず、様々な業種を当たった。 メーカー、通信、金融、自動車、IT、食品、物流、日本語教師などなど・・・ また、様々な職種を当たることとなる。 Sales, Ma…

ヨガ行者と共にラッシーを頂くの巻

人生で一番おいしかった飲み物は?と問われれば、私はインド・グジャラート州 の田舎町で飲んだラッシーと答えるだろう。 ラッシーとは、ヨーグルをベースに、水や砂糖を混ぜた飲み物である。 バナナやマンゴーなど、フルーツを混ぜる場合もあるが、日本のイ…

ピーラーの効用

小学生の頃、夏休みの課題図書一覧の中に、「金閣寺」や「雪国」や「罪と罰」 などの難解な古典的書物が多数入っていたが、あれはなんだったのだろう? よほどの秀才でもない限り、このような書物をまともに理解できる小学生は いないのではなかろうか? 少…

アマゾンのカスタマーケアに学ぶスピード対応

個人でも組織でも「スピードを制するものが成功する」時代である。 とは言え、とりわけ組織になると意思決定や回答に時間がかかるもので、 困った時に企業やお役所のカスタマーケアに問い合わせたものの、 電話をたらいまわしにされたり、YES/NOがはっきりし…

シドニーで走る

本日シドニー郊外のモスマン・ミニマラソンに参加。 たった5キロのコースだったが、自分の知らない国や土地を 走るのはいつも爽快である。 (写真には撮り損ねたが)丘の上から見渡す輝く海、 シドニーの摩天楼、青い大空と爽やかな風。 やはり、普段のジョ…

各国のお国柄

ジョン先生「最近、若い人が献血をしません。彼らに献血するよう宣伝する 最も効果的な方法について考えて見て下さい。TV?新聞?ラジオ宣伝で しょうか?」 韓国人キム「アンジェリーナ・ジョエリーにお願いしましょう。彼女は社会 貢献活動に熱心ですか…

英語は度胸か?

現地校に通う日本人の小学低学年の子供が、(たった数年の学習だけで) 英語の映画や音楽が聞き取れるのに、大人になってからではそれが絶望的 に難しい。 私の見立てでは、たとえ外人と結婚しても、20代以降に英語圏で暮らし 始めた日本人がバイリンガル…

海外で働く!就活日記 ● IT系の日系企業

就職斡旋エイジェンシーから電話があった。 「IT系の日系企業が日本人顧客相手の営業マンを一名募集しています。 ITの専門知識がなくても大丈夫なポジションだそうです」 「いいじゃないか!」私はその会社まで早速面接に向かった。 いきなり現地法人の社長…

インド・聖地バラナシ紀行②

ガンガーに向かって歩く。夢で見た景色。 子供芸人。 ガンガーに向かってバガバッドギータを読む老人や、物乞いや、不具者の行列。 ガートに到着。 ガンガー(ガンジス河)の西岸では、寺院や離宮が高く聳える高台から、 河に向かってなだらかな石造りの階段…

シドニーのスピリチュアル展 「Mind Body Spirit」

シドニーでは年に2回「Mind Body Spirit」展が開催される。 いわゆる「スピリチュアル世界」の展示会で、だいたい6月と10月に各4日程度 開催されているが、私は(なにがしかのインスピレーションを得るべく) 今月3回目の訪問を行った。入場料20ドル…

料理を始めたワケ

私は料理のできない頃から、料理のできる男に憧れていた。 レストランも電気もない場所で、長期間にわたり登山をしたり砂漠を 横断したりということになると、当然自炊をしなければならないが、 私は常に誰かが作ってくれた食事のおこぼれにあずかっていたか…

できる人間のちょっとした気遣い

前回お話した関口宏(仮名)とテリー伊藤氏(仮名)のコンビのような「人間力」 は一朝一夕では身につかないが、社会人として今日からでも実践できるテクニック に、人より一歩だけ先に行く「気遣い」がある。 別に頭が悪くても、創造力や企画力がなくとも、…

【世界珍道中】 男と女の機内ロマンス

飛行機の中でたまたま席が隣り合わせになったことでロマンスが生まれる・・・ そんなのお伽噺にちがいない、と人は思うかもしれない。 しかしそれがあるのが世の中の不思議である。 私の先輩H氏は、初めての海外旅行先となるタイに向けて飛行機に乗ったとこ…

【海外で働く!就活日記】就職斡旋詐欺にご用心

オーストラリアの主力産業は、石炭や鉄鉱石などの天然資源の輸出であり、 その業界はすこぶる羽振りがよいことで知られている。 私のオーストラリア人の知人の同窓生はブリスベンにある天然資源会社に 勤めていたが、幹部クラスということもあり会社のクレジ…