海外で働く!就活日記
豪州の現地企業に就職が決まった私のささやかな経験による海外就活の際の 心得を、以下の通りまとめてみた。欧米などの西洋諸国でも、同じことが 当てはまるに違いない。 【職探しの方法】 多くの国では日系のリクルートエージェントも存在するが、多数の在…
二次(最終)面接にいくと、会社のレセプションの前で棒のように突っ立って いるアジア人男性の後姿があった。 「ソファーにも座らず、無人のレセプションの前で、受付嬢がやってくるのを 直立不動で待ちわびているとは、きっと彼は日本人に違いない。だとし…
一次面接に行くと、アジア人の顔をした面接官だった。 流暢な英語を話すことから、生まれ育ちがオーストラリアの移民二世であるに 違いなかったが、それでもパツ金でなくてホットするのは、日本人の性か。 その面接官は、私の履歴書を見ながら、過去の職歴や…
最終的に4ヶ月にわたって100社を超える企業に履歴書を送ったが、 これといった進展はなかった。世界的に知名度のある食品会社からは (1次面接前にふるいにかける電話がかかってきたが)運転中だったため すぐに折り返したものの、先方(オーストラリア…
3ヶ月の間に履歴書を70社に送ったものの、進展はなかった。 その間、ローカル企業、日系企業を問わず、様々な業種を当たった。 メーカー、通信、金融、自動車、IT、食品、物流、日本語教師などなど・・・ また、様々な職種を当たることとなる。 Sales, Ma…
就職斡旋エイジェンシーから電話があった。 「IT系の日系企業が日本人顧客相手の営業マンを一名募集しています。 ITの専門知識がなくても大丈夫なポジションだそうです」 「いいじゃないか!」私はその会社まで早速面接に向かった。 いきなり現地法人の社長…
オーストラリアの主力産業は、石炭や鉄鉱石などの天然資源の輸出であり、 その業界はすこぶる羽振りがよいことで知られている。 私のオーストラリア人の知人の同窓生はブリスベンにある天然資源会社に 勤めていたが、幹部クラスということもあり会社のクレジ…
日本の新聞の求人広告欄を見ていると、派遣社員の募集ばかりで、年齢的に 正社員として引っ掛かりそうなところは皆無。仮に年齢的にセーフだとして も収入面で条件に合わない。そんな中、ひとつ目を引く広告があった。 「年収1千万円。日本人現場労働者の通…
こうしてなんの進展もないまま3ヶ月が経ってしまったが、 そんな折、病気の父親を介護する母親を手伝うため、 急遽帰国することになった。結局、父親が亡くなる2ヶ月間、 横浜の実家で暮らし、その間インターネットでの就職活動を 進めることとなる。 オー…
2014年11月下旬: 就職斡旋会社の情報によると、一次面接をした50代の営業部長と30代の 人事担当の男性ふたりは私のことを気に入ってくれているようだ。 最終面接には先方の上級幹部が出るらしく、そのためには多少時間をかけて社内検討が必要らし…
翌週、東京に本社のある一部上場企業との一次面接となった。 東京(本社)とシドニー(自宅)間のスカイプ面接。 先方は、50代の営業部長と30代の人事担当の男性ふたり。 過去の職歴、退職した理由、入社動機、どんな貢献ができるか?などひとしきり聞か…
私はシドニーの就職斡旋会社の門を叩くことにした。 しかし、すでに43才。以前勤めていた会社を退職してから2年間も無収入で自分の好きなことだけやってきている。 「俺なんぞに関心を持ってくれる会社はあるのだろうか?」」私は相当悲観的な気分でいた…
私はかつて日系企業の駐在員として4年間シドニーの会社に 勤めていました。 その職場でも年齢、性別、バックグラウンド(出生地、肌色、国籍) などの差別はありませんでした。 そして改めて気付かされたのは、海外では「終身雇用制」「年功序列」 がない、…
現在、オーストラリアという異国で就活中です。 40才を過ぎた人間にとって、ここでの就活の大きなメリットは、 履歴書に年齢を書く必要がないことでしょう。 面接でも年齢を聞かれることはないようです。 採用に年齢制限を設けている多くの日本企業と違い…
「あなたにとって、仕事とは何か?」 そう聞かれた時、高倉健は「生業」と答えていた。 生業という言葉の意味を辞書で調べると、「生計を立てていくための仕事」とある。 自ら俳優の門を叩き、スターとなった彼が、そのように答えていたのが意外であった。 …
大学卒業後、17年間勤めた電機メーカーを42才の時に退職。 理由は幾つかあったが、大きな理由として、自分の魂が求める 仕事をしたい、と思ったことがある。 私にとって、それは執筆活動。 しかし、コンテストや売り込みを行っても常に門前払い。 お金に…